2006年にドラマ放送され、スペシャル版・映画と人気を博した「のだめカンタービレ」。
音楽大学が舞台で、劇中で使用される楽曲は、ほぼクラシック…
と聞くとハードルが高く思えていしまいそうですが、実は、全くクラシックが分からなくても楽しめるコメディ音楽ドラマなんです!
登場するのは、ぶっ飛んだ個性の持ち主ばかり。
テンポよく、そしてスピーディーに展開していきます。
随所でかかるクラシックのBGMもストーリーを盛り上げていて、「クラシックってこんなに楽しい曲なんだ!」と思わされることも。
ここでは、そんなドラマ「のだめカンタービレ」のキャストやあらすじ、劇中音楽をご紹介。
無料で視聴する方法もお伝えするので、最後までお付き合いくださいね♪
クセのある音大生を上野樹里・玉木宏たちがテンション高く演じる!!
「ぶっ飛んだ」という表現がぴったりなくらい、個性の強い面々が繰り広げる音楽コメディである、のだめカンタービレ。
登場人物も多いのですが、特によく登場する音大メンバーをご紹介します!
ピアノ科:野田恵
桃ヶ丘音大のピアノ科3年生。
愛称は「のだめぐみ」を略して「のだめ」。
ぴぎゃー!ふぎょー!など変な擬音語をよく使う。
料理も掃除も、壊滅的に何もできない。
周りからは変態扱いされており、演奏も超自己流だが実は天才的なピアノの才能がある。
ピアノ科:千秋真一
桃ヶ丘音大ピアノ科4年生。
そのルックスとピアノの技術から、学校では有名人。
ピアノ科に在籍しながら独学で指揮を学ぶ、エリート。
周りからは留学も勧められており、自身もその希望はあるものの幼少期のトラウマで飛行機恐怖症(かつ船舶恐怖症)になり、国外に出られない。
のだめの音楽的な才能にいち早く気づく。
ヴァイオリン科:峰龍太郎
桃ヶ丘音大ヴァイオリン科に在籍。
自称「千秋の親友」で、実家の中華店でよく音大のメンバーと食事をしている。
ヴァイオリンをロック風に奏でており、見た目もやや奇抜。
ヴァイオリン科:三木清良
桃ヶ丘音大ヴァイオリン科在籍。
ウイーン帰りの才女で、レベルの高い演奏者しか入れないAオケメンバー。
さらにその中でも優秀なヴァイオリニストしかできない、コンミスを務めている。
打楽器科ティンパニ奏者:奥山真澄
体は男だが心は乙女なティンパニ奏者。
かなり目立つアフロヘアをしていて、見た目はいかついが千秋に片想いをしている。
のだめとは、恋敵。
千秋の元担当教官:江藤耕造
千秋の元担当教官。
ハリセンを振り回し関西弁でスパルタ教育をしている。
その甲斐あって、彼の教え子たちは成功を収める者が多い。
のだめの天才的な感性に気づき、早く自分の手で彼女の才能を開花させたいと担当教官に名乗り出る。
ドイツ人指揮者:フランツ・シュトレーゼマン
「ミルヒー・ホルスタイン(Milch Holstein ホルスタインの牛乳)」という、明らかに怪しげな偽名を名乗る謎のドイツ人。
実は世界的な大指揮者で、自身のイニシャルを取って「Sオーケストラ」というオケを立ち上げる。
のちに千秋の師匠となる。
クラシックを知らなくても楽しめる!音大を舞台に繰り広げられるハイテンションコメディ
クラシックを題材としたドラマ…
でありながら、全くクラシックを知らなくても、なんならクラシックが嫌いでも楽しめるドラマ、それが「のだめカンタービレ」。
どんな話なのかというと…
衝撃…のだめと千秋の出会い
のだめ(野田恵)は、ピアノ科の3年生。
超変人、超変態と周りから言われるほどの変わり者で、独自の世界観と思い込みで生きている音大生だ。
譜面通りにピアノを弾くのが苦手、掃除や料理もできない、すぐに奇声を発する、友人のお昼ご飯を勝手に食べる…など音大生の常識を逸した生活を送っていた。
千秋は、ピアノ科の4年生。
超が付くほどのエリートで、そのルックスも手伝って学内では「千秋さま~」と黄色い声が絶えない。
だが実は指揮者を目指しており、独学で指揮の勉強を続けていた。
自他ともに認める実力者で、留学を勧められるも彼にはそれができない。
子どもの頃のトラウマから、飛行機と船が苦手で、日本を出ることができないのだった。
そんな二人は、実はマンションのお隣さん。
ひょんなことから互いを知り、のだめは千秋に恋をする。
「私は千秋先輩のお嫁さんになる♡」と思いこんだのだめは、暴走しながら千秋と親交を深めていく…
オーケストラって楽しい!千秋は夢の指揮者へ…
個性が強いのは、のだめと千秋だけではない。
音大に通うメンバーそれぞれが、嘘みたいな個性の持ち主。
自己陶酔が止まらないヴァイオリニスト、プライドをへし折られ続ける声楽家、いかつい風貌ながら乙女な心のティンパニ奏者…
もちろん教官もキャラが強く、ハリセンで学生を張り倒す関西人、うさんくさいドイツ人などクセ者だらけだ。
それぞれが音楽に、そしてクラシックに夢を持ちつつも走り出す方向がおかしいので、どうもまとまらない。
そんなある日、学生たちは自分たちのオーケストラを立ち上げることを決意。
エリートばかりが集まるなか、その指揮者に任命されたのは千秋だった。
夢の指揮者への第一歩を踏み出す千秋。
(ピアノはオーケストラに入れないので)それを見守る、のだめ。
個性がぶつかりながら暴走するなか、ついにオーケストラは演奏会の日を迎えた。
のだめに訪れる心境の変化…音大メンバーの未来はいかに
大盛況で幕を閉じた、学生たちのコンサート。
のだめは、なんとか千秋を次のステージへ進ませたいと思うように。
でも、千秋は飛行機が怖い。
そこでのだめは、ある作戦を実施。
果たして千秋は飛行機を克服し、海外留学することができるのか…
一方、コンサートに達成感を覚え、さらなる未来を見据えているメンバーたち。
客席から演奏を聴いていたのだめにも、ある変化が…。
のだめが選ぶのは、どんな道なのか。
千秋への恋心は、成就するのか。
音大メンバーの未来は、いかに…!?
ドラマを盛り上げる数々の名曲たち…使われたクラシック曲を紹介
のだめカンタービレで使われた音楽は、ほとんどがクラシック。
実際に演奏された曲もあれば、場面を盛り上げるBGMとして使われた曲もあります。
ここでは、特によく使われていた&印象に残った楽曲を、ご紹介します。
どんなシーンで流れたのかも書いていますので、参考にしてくださいね♪
エンディング曲。
タイトルは「ジャズの語法によるラプソディ(狂詩曲)」といった意味で、アメリカ芸術音楽の代表格としても有名です。
このドラマで注目され、ブームにもなりました。
悲愴(ヴェートーベン)
千秋が初めて聴いた、のだめのピアノはこの曲。
「すげえデタラメ。これじゃ悲惨だ…」
「違う、デタラメだけど間違っているんじゃない」
という千秋の名セリフが生まれたシーンでもあります。
のだめの天才肌が発覚した曲でした。
怒りの日(ウェルディ)
千秋が「飛行機の胴体着陸」を思い出すシーンで登場する曲。
力強く印象深い旋律が特徴的で、CMにもよく使われています。
熊蜂の飛行(コルサコフ)
コミカルなシーンで登場する曲。
細かく速い旋律が特徴的です。
ピアノやサックスなどの技巧曲としても有名で、まさに「熊蜂が飛んでくる」ような臨場感のある楽曲。
剣の舞(ハチャトリアン)
こちらも、コミカルなシーンで登場する楽曲。
急かすような忙しいメロディで、運動会の徒競走でもよく使われています。
マリンバ(木琴)の音が印象的です。
ロメオとジュリエット」第2組曲:モンタギュー家とキュピレット家(プロコフィエフ)
シュトレーゼマンの登場シーンで流れる曲です。
ソフトバンクのテレビCMでもおなじみの、壮大なメロディが印象的。
どこかコミカルながら、重厚感のある旋律です。
交響曲第7番 第1楽章(ベートーヴェン)
オープニング曲兼、千秋率いる学生楽団の集大成コンサート演奏曲。
のびやかで煌びやかな旋律が特徴的。
ザ・オーケストラといった構成で、華やかな曲です。
「のだめカンタービレ」を全話観る方法◎スペシャル・映画・原作漫画も!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
ドラマ「のだめカンタービレ」のキャストやあらすじ、登場楽曲を紹介してきました。
クラシックなんて全然わからない…という方、それどころか音楽には興味がないという方でも楽しめる、「のだめカンタービレ」。
マンガ原作なのですが、本からキャラクターが飛び出してきたかのような活き活きとした作品で、とても楽しいです。
観終わった後には、自然とクラシックを口ずさんでしまうほど、BGMでの使われ方も自然。
ハードルの高いイメージがあるクラシックの印象が、ガラリと変わること間違いなしです。
そんな「のだめカンタービレ」は、FODを使えば全話ご覧いただけます。
(原作マンガも配信中、スペシャル版や映画版も観られます!)
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それでも1回分のランチほどの値段なので、とってもお得です。
ネットを検索すれば会員登録不要で観られるサイトもあるんじゃない?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが…実はそういったサイトは、違法であることがほとんど。
パソコンやスマホがウイルス感染してしまう危険性がありますし、「次が最終回!」といういいところで突然削除されてしまうことも。
落ち着いて観ることができません。
FODなら正規配信なので、こんな心配は不要。
心置きなく観られますよ。
笑いあり、笑いあり、感動あり、笑いあり、なコメディ音楽ドラマ「のだめカンタービレ」。
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個性が爆発しているメンバーの素敵な協奏を、ぜひお楽しみください♪
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