ラスト20分の大どんでん返しが、意表をつく映画「カラスの親指」。


随所にちりばめられた伏線と見事な回収が鮮やかで、「伏線にすら気づかなかった!」「うわあ、そういうこと!?」「もう1度観たい…」という感想が続出しました。


ここでは、そんな「カラスの親指」を「伏線と回収」にフォーカスして、ご案内します。

ネタバレを大いに含みますので、2回目以降の視聴に、ぜひお役立てください!


キャストやあらすじ(ネタバレなし)は映画「カラスの親指」キャスト・あらすじにてご紹介しています。
こちらをご参照ください!



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あの違和感は、伏線だったのか!見返す前に頭に入れておきたい「15のカラクリ」

あの違和感は、伏線だったのか!見返す前に頭に入れておきたい「15のカラクリ」
それでは、さっそく15のカラクリをご紹介しましょう。

  • まひろ(能年玲奈)の正体に気づいた竹沢(阿部寛)の初動
  • 竹沢が借金の取り立てで向かった家は…?
  • 部屋探しで入川(村上ショージ)が居眠りをしていた本当の理由
  • 安すぎる一軒家の家賃
  • 馬々亭でポスターに気づいたのは、竹沢と入川どっちが先か

  • 「入川と書いてイルカワ」って珍しい苗字だこと
  • まひろがスリをした大柄の男性、役者のちょっとお芝居が下手かも
  • まひろ達のカバンに入っていた置手紙。あれ、この字どこかで…
  • 一軒家から離れることにした面々。あったはずの何かが消えている…
  • 貫太郎(小柳友)が漫画喫茶で真剣に見つめていたWEBサイト

  • やひろ(石原さとみ)&まひろが公園で貫太郎を待っている間、やけにうるさい
  • ヒグチたち(鶴見辰吾ほか)にまひろが「社長の娘なんです」。入川、そんなに動揺したらバレるよ
  • 銃を出すタイミングを間違えた貫太郎が言った「紛らわしい動作」とは
  • やひろが竹沢の正体に気づいたのは、あの晩酌…
  • 村上ショージさん、芝居が下手だなんて思ってごめんなさい

ざっと挙げてみました。
詳しく解説します!

まひろ(能年玲奈)の正体に気づいた竹沢(阿部寛)の初動

まひろ達が、かつて自分が追い込んだ母親の子どもだと悟った竹沢。

映画では、カバンに詰め込まれた大量の札束と、封筒を見て気づいたと言っています。

でも実は、もっと前に竹沢は違和感を覚えていました。

それは、スリに失敗して逃げたまひろと、公園で話すシーン。(冒頭…)

彼は一度まひろの足元に目をやり、驚いた表情で顔を見ているのです。

そう、彼がかつて借金の取り立てに行ったあのアパート。

意味深に、赤い靴が映っていたと思いませんか。
あの赤い靴。

あれが、伏線だったのです。

成長しても好みは変わらなかったのでしょう。
まひろも、赤い靴を履いていました。

竹沢が借金の取り立てで向かった家は…?

できれば、竹沢の回想シーンを一時停止して見てください。

取り立てに向かったあのアパート。

ポストには「河合」の文字が。

まひろたちが苗字を名乗った際にも、竹沢はさぞかしゾクッとしたことでしょう。

部屋探しで入川(村上ショージ)が居眠りをしていた本当の理由

竹沢に部屋探しを命じられた、入川。

駅前でなんとも気持ちよさそうに、うたた寝をしていました。

いい家が見つかったからと言っていましたが、そんなわけがありません。

すでに彼は、家を用意していたのです。

安すぎる一軒家の家賃

東京で、あれだけ広い一戸建てが、家賃9万円。

そんなわけありません。

彼が、用意していた家なのです。

馬々亭でポスターに気づいたのは、竹沢と入川どっちが先か

担々麺をすすりながら、竹沢が気になった舞台「コン・ゲーム」のポスター。

声に発したのは竹沢が先ですが、実は入川はずっとそわそわしています。

それもそのはず、そのポスターには、スリに遭った大柄な男性をはじめ、入川がキャスティングした面々がみんな載っているのですから…

「入川と書いてイルカワ」って珍しい苗字だこと

いるかわ。
なんと珍しい苗字でしょう。

入川と書いて、いるかわ。

いりかわではなく、いるかわ

アナグラム(文字の並び替え)なので、「る」を「り」にできなかったのです。

まひろがスリをした大柄の男性、役者のちょっとお芝居が下手かも

スリに遭った男性役の人、オーバーリアクションだな…
監督、OKなの?

と思ったそこのあなた。

いいんです。

だって、その男性こそ、売れていない劇団員だったのですから…

まひろ達のカバンに入っていた置手紙。あれ、この字どこかで…

まひろ達のカバンに、お金や封筒と一緒に入っていた、父親の置手紙。

なんとなくクセのある文字です。

ん?どこかで見た気がする…
そうです。

入川が書いた賃貸借契約書と、同じ文字です。

一軒家から離れることにした面々。あったはずの何かが消えている…

居場所が割れ、一軒家から離れようと竹沢がみんなに告げるシーン。

この直前まであった、あるものがなくなっています。

「とさか」(ぬいぐるみ)です。

入川が、この後使うためにこっそり持って行ったんですね。

貫太郎(小柳友)が漫画喫茶で真剣に見つめていたWEBサイト

漫画喫茶で、貫太郎がやけに熱心に見ているWEBサイト。

そこには「PTSD」の文字が。

いじめられたトラウマで、大きな音が苦手になってしまった貫太郎。

きっと、その克服方法「爆竹で慣れる」が書いてあったのでしょう。

やひろ(石原さとみ)&まひろが公園で貫太郎を待っている間、やけにうるさい

やひろとまひろが、仲良くしゃべっている公園。

遅れて登場したのは、貫太郎です。

でも、彼が来る前から、なんだか騒がしくて。
ばんばん、と音がするんです。

まじめな貫太郎君、トラウマを克服するために、爆竹でトレーニングしていたんですね。

のちに、竹沢たちにもその努力を明かしています。

ヒグチたち(鶴見辰吾ほか)にまひろが「社長の娘なんです」。入川、そんなに動揺したらバレるよ

ヒグチの事務所に乗り込んだ一行。

男から「そんなに若くて、素人でも雇ってもらえるの?」と尋ねられ、ピンチに陥ったまひろは、機転を利かして「社長の娘なんです」と、入川を指さします。

いや、とっさのことだからって入川、動揺しすぎ!
と思った方も多いでしょう。

でも、そりゃ動揺します。

だって、実際にまひろは、入川の娘なのですから…
言葉の重さが、違ったわけです。

銃を出すタイミングを間違えた貫太郎が言った「紛らわしい動作」とは

銃を出すタイミングを間違えた、と責められた貫太郎は、竹沢に「紛らわしい動作をするから!」と抵抗します。

冒頭の競馬場のシーンを思い出してください。

詐欺師のテッパン合図、「頭を掻く」。

予想以上に暑かったあの事務所で、無意識のうちに首の汗をぬぐったのは、竹沢の方でした。

また、やらかしましたね、竹沢さん。

やひろが竹沢の正体に気づいたのは、あの晩酌…

実は、竹沢の正体に気づいていたやひろ。

入川によると「竹沢と入川の晩酌での会話を聞いていた」そうです。

そのシーンをよく見てください。

二人の背中が映る、バックショット。

たしかに、人影が動いています…

村上ショージさん、芝居が下手だなんて思ってごめんなさい

村上ショージ、ちょっと芝居下手かも。

そんな風に思ったあなたは、全力で謝りましょう。

だって、ぜんぶ、入川の芝居だったのですから…


伏線が、とにかく細かい!!見るたびに発見するカラクリが楽しい「カラスの親指」

伏線が、とにかく細かい!!見るたびに発見するカラクリが楽しい「カラスの親指」

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!

映画「カラスの親指」のカラクリを、ご紹介してきました。


実に細やかな伏線がちりばめられており、見るたびに新しい発見ができる映画です。

今回15のカラクリをご紹介しましたが、実はまだ隠れているものも。


あらゆるシーンで、「あれ?この二人視線が合っていない…」「これは編集ミスかな、つながらない」などといった、違和感が刷り込まれています。

この映画では、ミスはありません。

その違和感がどのカラクリを指しているのか…と考えながら観るのも、また楽しいですよ◎


そんな、何回でも見たい映画「カラスの親指」は、U-NEXTで配信されています。

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※情報は記事アップ時のものです。
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※画像引用:映画.com